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2009年 06月 22日
代休を利用して、雨の降る中ふらりと歩いていってきました
開催中のネオテニージャパン@上野の森美術館 概要 現代美術コレクターの精神科医・高橋龍太郎氏が収集したコレクション 「neoteny=幼形成熟の意」をキーワードに、90年代以降の日本の現代美術に みられる特徴―幼さ、カワイイ、こどものような感性、マンガ、 アニメ、オタク、 サブカルチャー、内向的、物語性、ファンタジー、過剰さ、日常への視線、 技術の習熟、細密描写、巧みなビジュアル表現 など、 日本の現実や若者の心象風景とリンクした世代のアーティストたちが 生み出してきた新たな世界を多角的に読み解きます。 個人コレクターだからこそ築き得た、時代とアーティストの感性を鋭く切り取る 高橋コレクションをまとめて紹介する初の展覧会です。 日本の現代美術の人気者の奈良や村上隆や会田誠、須田喜弘、名和晃平、束芋と ちょっとした美術館のコレクションより、見応えがあると思います 「日本の現代美術にみられる特徴」が確かに分かり易いコレクションで、一見の価値ありです 「物語性、過剰さ、日常への視線、細密描写」の要素を持ってる作品が好きでした あと、公式サイトでアーティスト自らの作品へのコメントをダウンロードし、 会場で聞くシステムになっていたので、行く人は是非iPod片手に行って下さい! より作品が楽しめるのと、アナウンサーのコメントが淡々としていてに逆に笑えます 印象に残った作品> さわひらき 家の中の何気ない風景に小さい飛行機が行き来する「spotter」 家の中の何気ないものたちに、足がはえて勝手に歩き出す「elsewhere」 以前金沢21世紀美術館のコレクション展で見たことがあった作品でした 辻川幸一郎のクリップような、シュールだけれども可愛らしい世界観 ※)画面がテレビくらいで小さかったのが残念でした 青山悟 工業用ミシンで油絵のように精密に刺繍した絵 一見分からないが、近くで見ると刺繍糸が見える 丹後縮緬の着物の帯のような精密さ 照屋勇賢 CHANELとGODIVAのショッピングバッグを細かく切り抜いて袋の中に 1本の木を造っている作品 村山留里子 過剰に花やビーズで装飾されたビスチェやスカート ヤンファーブルの昆虫で造ったシリーズを乙女チックにした感じ 今回のコレクターの高橋さんも最初はローンで5万円の作品を買ったことから始まったそう 確か小山登美夫さんの本で,海外では普通の人が気軽にアートを買うと書いていました 日本でも,若手の面白いアーティストの作品を買ってみる,というお金の使い方が 普通になるのもいいなと思います (ただ売店で置かれている現代アートグッズはどうかと思うのですが… あれって作家にもお金が入るシステムなのでしょうか?気になる… 最近ははがき以外にもTシャツとかぬいぐるみとかなんでもあるから,ほんと凄い) 個人的にも.以前集めていた作家さんの器が,悲しいことに用途にあぶれて 宝の持ち腐れとなっているので,違うお金の使い方として 好きなアーティストの作品を買ってみる,ってのも楽しいかもしれないなあ,,なんて 一部のアーティストやものを作る人で,お金を毛嫌いする人がいますが, お金は世の中のガソリン(福田和也曰く)なので,どのように関わるかのスタンスをしっかり決める, のが重要なのだなあ,と昨日の講演会のことも思い出しながら考えました
by monotocoro
| 2009-06-22 22:40
| もの-見
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